2011年09月07日

和かぼちゃ

うちの南瓜、

いよいよ、収穫の時を迎えました!



こちら。


和かぼちゃ



品種は、

「会津早生南瓜」。



自家採種4年目の、

和かぼちゃです。




カボチャは、

大きく、2種類に分けることができます(もっと多いかも・・・)。



「西洋カボチャ」

と、

「和(日本)かぼちゃ」。



通常、スーパーなどで見かけるカボチャは、

ほとんどが、

「西洋カボチャ」になります。




というわけで、私も、

カボチャといえば、

「西洋カボチャ」しか知らず、

しかも、ほとんどがF1種ということで、

興味が無かった時期もありましたが、

「和かぼちゃ」なるものが存在することを知ってから、

興味がわき、

3種類ほど栽培(全て、固定種です)。



そんなカボチャを栽培しながら、

うちの畑での生育状態や、

自家採種の発芽率、風味などを鑑み、

「会津早生南瓜」に落ち着いた、

という次第です。




ちなみに、この南瓜には、

面白い?思い出が。



初めて栽培したときのこと。



普段みなさんが目にするカボチャのように、

この南瓜も、若い頃は、

果皮が緑色をしているのですが、

南瓜は、緑色だとばっかり思っていた私、

ある程度大きくなったので、

「もういいだろう」と、

収穫して、食べてみたところ、

「・・・、もう来年は栽培をやめよう・・・」、

と思うほどの風味。



というわけで、その後しばらく、

畑でほったらかしになっていたのですが、

次の野菜の定植の関係上、

ほとんど枯れていた南瓜の茎葉を整理していたところ、

オレンジ色の南瓜を発見。



「南瓜って、こんな色になるんだ」

と驚きつつ、

この前の風味がよぎったわけですが、

捨てるのは申し訳ないので、

かんちゃんに煮てもらったところ、

これが、なんと、

とってもおいしくて!



このオレンジ色が、

完熟のサインであり、

同時に、この南瓜の、

収穫のサインだったわけですね~。



というわけで、うちでは、

緑が消えて、オレンジ色になってから、

収穫しています。




で、その味ですが、

西洋カボチャにあるような、

強い甘みや、栗のようなほっこり感は少ないのですが、

さわやかな甘さと、

ねっとりしつつもさらりとした食感は、

煮物などの、和食にぴったり!



もっとも、うちでは、

カレーや、シチュー、

さらには、蒸しパンの具にと、

“なんでもござれ”状態なのですが、

ははは。




【会津早生南瓜】

価格:35円(100gあたり)

   1個ごと重さを量っての価格となります。

   冒頭の写真のサイズで、350円(1kg)になります。

  
(農薬、化学肥料、堆肥、ホルモン剤などは、使っておりません。)




このままの状態であれば、

常温で、1ヶ月程度は十分もちますので、

こんな和かぼちゃ特有の形や色を楽しまれたあと、

楽しく召し上がっていただく、

というのも、いいかもしれませんね~。




お問い合わせ、ご注文は、

メール、または、お電話にて、

お気軽にどうぞ~♪

(2000円以上のお求めで、

浜松市中心部あたりまで宅配もしていますので、

ご利用くださいね。)




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この記事へのコメント
こんにちは!

うちにもこのかぼちゃありますよ。数年前にご近所で苗を
頂いたんですが、食べきれない程の出来だったんでその
まま放置しましたら、そこから種が落ちて毎年生えてきま
す。

今年で3代目になりますが、相変わらずたくさんの実をつ
けますね。ほおって置くと12月位まで実をつけますね^^;
Posted by GigiGigi at 2011年09月09日 15:31
Gigiさん
こんばんは。

そうですか、Gigiさんも、この南瓜を栽培されているんですね! いや~、うれしいな~。
今、カボチャといえば、西洋カボチャの、それも、F1種が主流、というか、ほとんどですね~。そこら辺のこと、もちろん私には否定なんかできませんし、そんな立場にないことも重々承知しているのですが、カボチャ然り、他の野菜然り、今の市場を、野菜を見渡せば、この様な状態にあること、とっても残念で。確かに、F1種には、様々なメリットがあり、また、甘味とか、旨味が、はっきりしているものが多いように思うのですが、それは、自然界においては、ほぼありえないような人為的交配の結果、うまれたもの。同じ形質を子孫に伝えることができない、残せないという、「生き物」としてありえないことを、F1種は持っている、という時点で、F1種は、野良に生きるたくましさを持った“野菜”ではなく、人の手助け無しにはありえない、作られた物、“作物”なんでしょうね~。
芽生えた地で、育った地で、花を咲かせ、実を結び、それがこぼれて、翌年また、生を繋ぐ。そんなたくましさ、生命力も、私が固定種を栽培する、大きな理由の1つです。

3代目ですか、ほんと、うれしいですね~。ぜひ、大事にし過ぎないように、大事にしてやって下さいね~。ちなみにうちの南瓜、栽培の仕方が悪いのか、はたまた、頑固な?栽培主に似たのかわかりませんが、1株で、2、3個程度です、ははは。
Posted by とんちゃん at 2011年09月09日 22:05
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    コメント(2)